帯状疱疹、ヘルペスなどの治療には泌尿器科などへ行って診察を受け、治療薬を処方してもらうことが一般的ですが、現在では個人輸入などの手段を使ってお薬だけを自宅に取り寄せて治療することも可能です。

子供も感染クラミジア・トラコマチスとバルトレックス

いわゆるクラミジアは淋病や性器ヘルペスを上回り、日本で最も感染者の多い性感染症とされています。その原因となるのはクラミジア・トラコマチスという細菌の一種です。性器に感染すると性器クラミジア感染症と呼ばれますが、目に感染するとトラコーマと呼ばれます。最近では男性よりも女性に感染者が多く、特に若い世代で女性患者の増加が問題になっています。
女性は感染しても無症状である場合が多く、発見が遅れがちです。しかし放っておくと不妊症の原因になったり、産道を通じて子供に感染したりすることがあります。子供に感染すると新生児肺炎や結膜炎を引き起こします。自覚がなくてもパートナーや子供にうつす危険があるため、検診を怠らないようにする必要があります。
クラミジア・トラコマチスは抗生物質で治療します。抗生物質にも多くの種類があり、ペニシリンなどは効果がありません。有効とされるテトラサイクリン系などの抗菌薬を使えば、1週間ほどで完治させることができます。ただしパートナーが感染していると、治ってもまた感染させられてしまうので、一緒に治療を受けることが大切です。
同じ性感染症の薬でも、バルトレックスはウイルスに対して効果があり、主として性器ヘルペスに用いられます。ウイルスは細菌よりもずっと小さな生命体で、増殖の仕組みが細菌とは異なるため、細菌の活動を抑える抗生物質では全く効き目がありません。性感染症なら何にでも効く薬は、残念ながら存在しません。近年は個人輸入でいろいろな薬が合法的に入手できますが、使い方を間違えると効かないどころか、逆効果になってしまうこともあります。個人輸入は十分な知識をもとに、自己責任で利用してください。